【飲食店の個人SNS業務利用、店長の本音を調査】店長の約6割が業務情報の意図しない共有に「不安」重要メッセージ、月1回以上見逃し経験「ある」が約半数

〜7割以上がスタッフの定着率向上のために「働きやすい環境投資は効果的」と回答〜 キングソフト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:馮 達、以下、キングソフト)は、アルバイトスタッフを5名以上雇用し、個人SNSで業務連絡を行っている飲食店の店長・店舗責任者106名を対象に、飲食店における個人SNSに関する業務利用の影響調査を実施しましたので、お知らせいたします。 01|個人SNSで共有した業務情報が意図しない形で保存・共有されることについて、約6割が「不安」を実感 02|「個人のLINEは教えたくない」という理由で既存スタッフから業務連絡方法の変更を求められた経験が「ある」と回答した店長は30.2% 03|業務専用の連絡ツールを使うことで解決すると思う課題として、「スタッフの定着率向上」が34.0%で最多、次いで「情報セキュリティリスクの低減」が32.1% 調査概要 調査名称:飲食店における個人SNSに関する業務利用の影響調査 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査 調査期間:2025年7月28日〜同年8月1日 有効回答:アルバイトスタッフを5名以上雇用し、個人SNSで業務連絡を行っている飲食店の店長・店舗責任者106名 ※合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っております。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がございます。 ≪利用条件≫1 情報の出典元として「キングソフト株式会社」の名前を明記してください。2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。URL:https://www.wowtalk.jp/  個人SNSアカウント業務利用する目的、「シフト調整」や、「欠勤・遅刻・早退の連絡」が上位  「Q1.個人のSNSアカウントをどのような目的で、業務利用していますか。(複数回答)」(n=106)と質問したところ、「シフト調整」が62.3%、「欠勤・遅刻・早退の連絡」が57.5%、「緊急時の連絡」が48.1%という回答となりました。 ・シフト調整:62.3%・欠勤・遅刻・早退の連絡:57.5%・緊急時の連絡:48.1%・スタッフ間の情報共有・コミュニケーション:47.2%・業務マニュアルや重要事項の共有:41.5%・日々の業務連絡・引き継ぎ:41.5%・その他:0.9%・わからない/答えられない:7.5% 約半数が、個人SNSでの業務連絡で、重要なメッセージが「月1回以上」見逃された経験あり  「Q2.個人SNSでの業務連絡で、重要なメッセージが見逃されたことはありますか。」(n=106)と質問したところ、「頻繁にある(週1回以上)」が9.4%、「時々ある(月数回程度)」が16.0%という回答となりました。 ・頻繁にある(週1回以上):9.4%・時々ある(月数回程度):16.0%・たまにある(月1回程度):22.6%・ほとんどない:40.7%・全くない:10.4%・わからない/答えられない:0.9% 約6割が、個人SNSで共有した業務情報が、意図しない形で保存・共有されることを「不安視」  「Q3.個人SNSで共有した業務情報(シフト表、マニュアル等)が、意図しない形で保存・共有されることについてどう思いますか。」(n=106)と質問したところ、「とても不安に思う」が18.9%、「やや不安に思う」が40.5%という回答となりました。 ・とても不安に思う:18.9%・やや不安に思う:40.5%・あまり気にならない:32.1%・全く気にならない:6.6%・わからない/答えられない:1.9% 過去1年間で、約3割が「個人SNSでの連絡を嫌がる若手スタッフの割合が増えている」と実感  「Q4.過去1年間で、個人SNSでの連絡を嫌がる若手スタッフ(20代以下)の割合は増えていますか。」(n=106)と質問したところ、「大幅に増えている(半数以上が抵抗感を示す)」が6.6%、「やや増えている(3-4割が抵抗感を示す)」が22.6%という回答となりました。 ・大幅に増えている(半数以上が抵抗感を示す):6.6%・やや増えている(3-4割が抵抗感を示す):22.6%・変わらない:51.0%・やや減っている:4.7%・大幅に減っている:1.9%・把握していない:13.2% 3割以上から、「個人のLINEは教えたくない」という理由で、既存スタッフから業務連絡方法の変更を求められた経験あり  「Q5.「個人のLINEは教えたくない」という理由で、既存スタッフから業務連絡方法の変更を求められたことはありますか。」(n=106)と質問したところ、「ある」が30.2%、「ない」が69.8%という回答となりました。 ・ある:30.2%・ない:69.8% 個人SNSを業務利用する中での不安、約4割が「休日や深夜にも部下から業務相談が来ること」と回答  「Q6.個人SNSを業務利用する中で、不安なことがあれば教えてください。(複数回答)」(n=106)と質問したところ、「休日や深夜にも部下から業務相談が来ること」が37.7%、「業務連絡なのに既読スルーされること」が35.8%、「通常接点のないスタッフ同士が繋がってしまうこと」が30.2%という回答となりました。 ・休日や深夜にも部下から業務相談が来ること:37.7%・業務連絡なのに既読スルーされること:35.8%・通常接点のないスタッフ同士が繋がってしまうこと:30.2%・グループトークで誰が確認済みか分からないこと:27.4%・退職者がグループトークに残り続けてしまうこと:26.4%・既読スルーされても強く注意できないこと:21.7%・ニックネーム登録のスタッフの判別がつかなくなること:19.8%・その他:1.9% ー連絡なしでグループから抜けて無連絡・特にない:20.8%・わからない/答えられない:1.9% 「グループLINEで退職者に情報が行ってしまう」や「誰が未読なのか確認が取れなくて困った」などの声も  Q6で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q7.Q6で回答した以外で、個人SNSを業務利用する中で困った経験があれば教えてください。(自由回答)」(n=82)と質問したところ、「グループLINEで退職者に情報が行ってしまう」や「誰が未読なのか確認が取れなくて困った」など62の回答を得ることができました。 <自由回答・一部抜粋> 特定人物の誹謗中傷。 すぐに返事を返さないことです。 グループLINEで退職者に情報が行ってしまう。 休みの連絡がLINEのみでおこなわれ、誰も見ていなかった。 グループラインは見てくれてるけど、個人で連絡したい時に、友達登録されてなくて、読んでもらえない。 誰が未読なのか確認が取れなくて困ったことがあります。 アカウント名から連絡したい個人スタッフを探すのに苦労した。 70.8%が、スタッフの定着率向上のために、働きやすい環境づくりへの投資は効果的と回答  「Q8.スタッフの定着率向上のために、働きやすい環境づくり(コミュニケーションツール等)への投資は効果的だと思いますか。」(n=106)と質問したところ、「非常に効果的だと思う」が18.9%、「ある程度効果的だと思う」が51.9%という回答となりました。 ・非常に効果的だと思う:18.9%・ある程度効果的だと思う:51.9%・どちらともいえない:26.4%・あまり効果的ではない:1.9%・全く効果的ではない:0.9% 業務専用の連絡ツールを使うことで、解決すると思う課題は、「スタッフの定着率向上」や「情報セキュリティリスクの低減」など  「Q9.業務専用の連絡ツールを使うことで、解決すると思う課題を全て教えてください。(複数回答)」(n=106)と質問したところ、「スタッフの定着率向上」が34.0%、「情報セキュリティリスクの低減」が32.1%、「若手スタッフとのコミュニケーション改善」が29.2%という回答となりました。 ・スタッフの定着率向上:34.0%・情報セキュリティリスクの低減:32.1%・若手スタッフとのコミュニケーション改善:29.2%・公私の境界明確化によるストレス軽減:27.4%・労務管理上のコンプライアンス強化:16.0%・採用時の辞退率低下:11.3%・その他:0.0%・特に解決する問題はない:21.7%・わからない/答えられない:9.4% 「仕事とプライベートを確実に分けられる」や「対応の証拠が残る」などの声も  Q9で「特に解決する問題はない」「わからない/答えられない」以外と回答した方に、「Q10.Q19で回答した以外に、業務専用の連絡ツールを使うことで、解決すると思う課題があれば教えてください。(自由回答)」(n=73)と質問したところ、「仕事とプライベートを確実に分けられる」や「対応の証拠が残る」など50の回答を得ることができました。 <自由回答・一部抜粋> 急な欠勤時にスタッフを補填する際にスムーズに問題が解決出来る気がする。 仕事とプライベートを確実に分けられる。 通達事項の確認がとれやすい。 オンオフがつけやすいのではないかと思う。 連絡漏れが無くなる。 業務専用なので内容が簡潔に済む。 社外秘の秘匿性向上。 対応の証拠が残るのが良いですね。 まとめ  今回は、アルバイトスタッフを5名以上雇用し、個人SNSで業務連絡を行っている飲食店の店長・店舗責任者106名を対象に、飲食店における個人SNSに関する業務利用の影響調査を実施しました。  まず、個人のSNSアカウントの業務利用目的について尋ねたところ、「シフト調整」が62.3%、「欠勤・遅刻・早退の連絡」が57.5%となりました。また、約半数が、個人SNSでの業務連絡で重要なメッセージが「月1回以上」見逃された経験があり、個人SNSで共有した業務情報が意図しない形で保存・共有されることについても、約6割が不安視しています。そのような背景もあり、約3割の店長が、過去1年間で個人SNSでの連絡を嫌がる若手スタッフの割合の増加傾向を実感しています。最後に、スタッフの定着率向上のための働きやすい環境づくりへの投資については、70.8%が効果的と考えており、業務専用の連絡ツールを活用することで、「スタッフの定着率向上」(34.0%)や、「情報セキュリティリスクの低減」(32.1%)が解決すると回答しました。  今回の調査では、飲食店における個人SNSの業務利用が常態化する一方で、プライバシーや公私混同への懸念が顕在化していることが明らかになりました。特に若手スタッフを中心に個人SNSでの連絡を避ける傾向が強まっており、これが人材確保や定着率に影響を及ぼす可能性もあります。飲食業界の慢性的な人手不足が続く中、働きやすい職場環境の構築は喫緊の課題です。ビジネスチャットなど業務専用のコミュニケーションツールを導入することで、公私の境界を明確にし、情報セキュリティを確保しながら、スタッフが安心して働ける環境を整備することが、人材の定着と店舗運営の安定化につながるでしょう。 「WowTalk」サービス概要 「WowTalk」は、チャットや無料通話、社内SNSなどの機能に加え、匿名相談や安否確認、社員間で感謝を伝えることができるサンクス機能など、プラスαの機能をもつビジネスチャットです。セキュリティ対策も万全の社内情報共有のツールとして様々なメリットを提供し、グループチャットによる社内コミュニケーション活性化を実現します。 ・「WowTalk」サービスサイトはこちら https://www.wowtalk.jp/ キングソフト株式会社について 「すべての人の働き方に彩りを」をミッションに掲げ、SaaSプラットフォーム「Wonder Cloud Works」をはじめ、クラウド型オフィスソフト「WPS Cloud」、ビジネスチャット・社内SNS「WowTalk」、法人向け名刺管理ソリューション「CAMCARD BUSINESS」、運搬や配膳を自動化するAIサービスロボット「Lanky Porter」など、新しい時代の働き方・生き方の実現を目指したサービスを提供しています。その他、オフィスソフト「WPS Office」シリーズ、セキュリティ&ユーティリティサービス「キングソフトセキュリティCare+」シリーズ、セキュリティと広告ブロックを兼ね備えた「アドクリーナー」シリーズ、新たに加わったバックアップアプリ「Noccos」など、ソフトウェアからアプリケーション、AIサービスと幅広く事業を展開しています。 キングソフト株式会社本社所在地:東京都港区芝五丁目29番11号 G-BASE 田町 5階代表取締役会長兼社長:馮 達設立:2005年3月9日事業内容:法人・個人向けSaaSおよびソフトウェア、アプリ、AIサービスの開発・販売・提供URL:https://www.kingsoft.jp*本プレスリリースに記載されている会社名、製品名等は一般に各社の商標または登録商標です。【本リリースに関するお問い合わせ先】キングソフト株式会社 担当:天野、柴TEL:03-4226-8230 FAX:03-4226-8231 EMAIL:press@kingsoft.jp

2025-08-21T13:00:45+09:002025年8月21日|

【飲食店における配膳業務の課題と自動化ニーズに関する調査】外食産業の43.8%が「慢性的な人手不足」に直面、配膳ロボット導入は54.3%が未検討

〜配膳効率化で最も期待するのは「接客力向上」52.4%〜 キングソフト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:馮 達、以下、キングソフト)は、アルバイトスタッフを5名以上雇用し、個人SNSで業務連絡を行っている飲食店の店長・店舗責任者105名を対象に、飲食店における配膳業務の課題と自動化ニーズに関する調査を実施しましたので、お知らせいたします。 01|外食産業の43.8%が「慢性的な人手不足」に直面、配膳業務でも35.2%が人員不足による効率低下を課題に 02|配膳効率化で52.4%が「接客スキル・ホスピタリティ向上」に期待、スタッフ定着には57.1%が「賃金・待遇改善」を支持 03|配膳ロボットは54.3%が未検討、その理由は「ランニングコストの高さ」が64.3% 調査概要 調査名称:飲食店における配膳業務の課題と自動化ニーズに関する調査 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査 調査期間:2025年8月1日〜同年8月5日 有効回答:アルバイトスタッフを5名以上雇用し、個人SNSで業務連絡を行っている飲食店の店長・店舗責任者105名 ※合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っております。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がございます。 ≪利用条件≫1 情報の出典元として「キングソフト株式会社」の名前を明記してください。2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。URL:https://lankyporter.kingsoft.jp/lankyporter 現在最も深刻な人材課題、第1位「慢性的な人手不足」  「Q1.現在最も深刻な人材課題は何ですか。」(n=105)と質問したところ、「慢性的な人手不足」が43.8%、「採用コストの高騰」が13.3%という回答となりました。 ・慢性的な人手不足:43.8%・採用コストの高騰:13.3%・短期離職率の高さ:11.4%・スタッフの高齢化:7.6%・教育時間の確保困難:6.7%・その他:1.0%・特にない:12.4%・わからない/答えられない:3.8% 配膳・下げ膳業務において、現場から報告されることが多い課題は、「スタッフ不足により配膳作業の効率が低下する」が35.2%で最多 「Q2.配膳・下げ膳業務において、現場から報告されることが多い課題を教えてください。(複数回答)」(n=105)と質問したところ、「スタッフ不足により配膳作業の効率が低下する」が35.2%、「繰り返し作業による疲労が蓄積する」が30.5%、「忙しい時間帯に配膳が追いつかない」が26.7%という回答となりました。 ・スタッフ不足により配膳作業の効率が低下する:35.2%・繰り返し作業による疲労が蓄積する:30.5%・忙しい時間帯に配膳が追いつかない:26.7%・配膳業務に時間がかかり、接客対応が十分にできない:23.8%・重い食器や料理の運搬による身体的負担が大きい:10.5%・その他:2.9%・特に課題は報告されていない:21.0%・わからない/答えられない:2.9% 配膳中のヒヤリハット事例は、年間「10~19件」(27.6%)発生 「Q3.配膳中のヒヤリハット事例は年間何件程度発生していますか。」(n=105)と質問したところ、「10~19件」が27.6%、「1~4件」が23.8%という回答となりました。 ・20件以上:9.5%・10~19件:27.6%・5~9件:16.2%・1~4件:23.8%・0件:10.5%・わからない/答えられない:12.4% 配膳業務の効率化により、52.4%が「スタッフの接客スキル・ホスピタリティの向上」を期待 「Q4.配膳業務の効率化により期待する効果は何ですか。(上位3つまで)」(n=105)と質問したところ、「スタッフの接客スキル・ホスピタリティの向上」が52.4%、「席回転率向上による売上の増加」が37.1%、「スタッフの定着率向上」が30.5%という回答となりました。 ・スタッフの接客スキル・ホスピタリティの向上:52.4%・席回転率向上による売上の増加:37.1%・スタッフの定着率向上:30.5%・安定したサービス品質の維持:27.6%・人件費の最適化:25.7%・労災リスクの低減・安全性向上:20.0%・その他:0.0%・特にない:5.7%・わからない/答えられない:2.9% スタッフの定着率向上のために有効と考える施策、「賃金・待遇改善」や「柔軟なシフト体制」など 「Q5.スタッフの定着率向上のために有効と考える施策があれば教えてください。(複数回答)」(n=105)と質問したところ、「賃金・待遇改善」が57.1%、「柔軟なシフト体制」が50.5%、「デジタルツールによる業務効率化」が25.7%という回答となりました。 ・賃金・待遇改善:57.1%・柔軟なシフト体制:50.5%・デジタルツールによる業務効率化:25.7%・身体的負担の軽減(自動化・省力化):23.8%・キャリアパスの明確化:12.4%・その他:1.0%・特にない:7.6%・わからない/答えられない:6.7% 勤務先のDX状況、42.8%が「進んでいる」実態 「Q6.現在、お勤め先の店舗のDX(デジタル化・自動化)はどの程度進んでいますか。」(n=105)と質問したところ、「かなり進んでいる」が5.7%、「やや進んでいる」が37.1%という回答となりました。 ・かなり進んでいる:5.7%・やや進んでいる:37.1%・あまり進んでいない:29.5%・ほとんど進んでいない:21.0%・わからない/答えられない:6.7% 最も導入効果が高いと評価している技術・サービス、第1位「セルフオーダーシステム」 「Q7.現在、最も導入効果が高いと評価している技術・サービスは何ですか。」(n=105)と質問したところ、「セルフオーダーシステム」が27.5%、「スマートレジ・セミセルフレジ」が21.9%という回答となりました。 ・セルフオーダーシステム:27.5%・スマートレジ・セミセルフレジ:21.9%・業務用コミュニケーションツール:8.6%・清掃ロボット:8.6%・配膳ロボット:6.7%・AI需要予測システム:2.9%・その他:1.0%・特にない:19.0%・わからない/答えられない:3.8% 外食産業が今後3年間で最も注力すべきこと、23.8%が「人材育成・ホスピタリティ強化」と回答 「Q8.外食産業が今後3年間で最も注力すべきことは何だと思いますか。」(n=105)と質問したところ、「人材育成・ホスピタリティ強化」が23.8%、「省人化・自動化による生産性向上」が21.0%という回答となりました。 ・人材育成・ホスピタリティ強化:23.8%・省人化・自動化による生産性向上:21.0%・デジタル活用による顧客体験向上:17.1%・コスト構造の抜本的な改革:17.1%・新業態・新サービスの開発:7.6%・その他:1.0%・特にない:6.7%・わからない/答えられない:5.7% 配膳ロボットは、54.3%が「未検討」 「Q9.配膳ロボットの導入を検討したことはありますか。」(n=105)と質問したところ、「検討したことがない」が54.3%、「検討したが、導入を見送った」が13.3%という回答となりました。 ・検討し、実際に導入した:13.3%・検討したが、導入を見送った:13.3%・現在検討中でまだ導入はしていない:12.4%・検討したことがない:54.3%・わからない/答えられない:6.7% 導入を見送った理由、「月額費用・ランニングコストが高かった」が64.3%で最多 Q9で「検討したが、導入を見送った」と回答した方に、「Q10.導入を見送った理由を教えてください。(複数回答)」(n=14)と質問したところ、「月額費用・ランニングコストが高かった」が64.3%、「操作方法の習得・スタッフ教育に不安があった」が28.6%という回答となりました。 ・月額費用・ランニングコストが高かった:64.3%・操作方法の習得・スタッフ教育に不安があった:28.6%・初期投資額が予算を超えていた:21.4%・故障時のサポート体制に不安があった:21.4%・店舗レイアウトとの相性に懸念があった:21.4%・導入効果が不明確だった:7.1%・その他:0.0%・わからない/答えられない:0.0% まとめ 今回は、アルバイトスタッフを5名以上雇用し、個人SNSで業務連絡を行っている飲食店の店長・店舗責任者105名を対象に、飲食店における配膳業務の課題と自動化ニーズに関する調査を実施しました。  まず、現在最も深刻な人材課題については、43.8%が「慢性的な人手不足」と回答し、配膳業務においても35.2%が「スタッフ不足により配膳作業の効率が低下する」ことを最大の課題として挙げました。また、配膳業務の効率化により期待する効果では、52.4%が「スタッフの接客スキル・ホスピタリティの向上」を第1位に選んだことから、効率化によって生まれる時間を接客品質向上に充てたいという意向が明らかになりました。さらに、スタッフの定着率向上のための施策では、57.1%が「賃金・待遇改善」を最も有効と考えています。最後に、配膳ロボットについては54.3%が「検討したことがない」と回答し、検討後に導入を見送った店舗責任者の64.3%が「月額費用・ランニングコストが高かった」ことを理由に挙げています。  今回の調査では、外食産業が深刻な人手不足に直面する中、配膳業務の効率化による接客品質向上への期待が高いことが明らかになりましたが、配膳ロボットなどの自動化技術の導入はコスト面での課題から進んでいない実態も浮き彫りになりました。人材不足の解決には、賃金・待遇の改善と併せて、費用対効果の高い効率化ソリューションの提供が求められるでしょう。 「Lanky Porter」サービス概要 Lanky Porter(ランキーポーター)は、運搬や配膳を自動化するAIサービスロボットです。機体の底の6つのローラーと搭載されているカメラ・センサーによって、安全で自由自在に走行します。最大4層まで調整できる棚の上に届けたい物を配置することで、様々な物の運搬など、用途に合わせた自動配膳・運搬を行うことが可能です。また、頭部ディスプレイに画像や動画を投影することで、飲食店や小売店などで広告宣伝を行うツールとしてもご活用いただけます。飲食店やスーパーマーケット、病院、介護施設など、人の多い場所であってもセンシング技術によって障害物を回避し、あらゆるシーンでお客様をサポートします。 ・「Lanky Porter」サービスサイト https://ai.kingsoft.jp/lankyporter キングソフト株式会社について 「すべての人の働き方に彩りを」をミッションに掲げ、SaaSプラットフォーム「Wonder Cloud Works」をはじめ、クラウド型オフィスソフト「WPS Cloud」、ビジネスチャット・社内SNS「WowTalk」、法人向け名刺管理ソリューション「CAMCARD BUSINESS」、運搬や配膳を自動化するAIサービスロボット「Lanky Porter」など、新しい時代の働き方・生き方の実現を目指したサービスを提供しています。その他、オフィスソフト「WPS Office」シリーズ、セキュリティ&ユーティリティサービス「キングソフトセキュリティCare+」シリーズ、セキュリティと広告ブロックを兼ね備えた「アドクリーナー」シリーズ、新たに加わったバックアップアプリ「Noccos」など、ソフトウェアからアプリケーション、AIサービスと幅広く事業を展開しています。 キングソフト株式会社本社所在地:東京都港区芝五丁目29番11号 G-BASE 田町 5階代表取締役会長兼社長:馮 達設立:2005年3月9日事業内容:法人・個人向けSaaSおよびソフトウェア、アプリ、AIサービスの開発・販売・提供URL:https://www.kingsoft.jp*本プレスリリースに記載されている会社名、製品名等は一般に各社の商標または登録商標です。【本リリースに関するお問い合わせ先】キングソフト株式会社 担当:天野、柴TEL:03-4226-8230 FAX:03-4226-8231 EMAIL:press@kingsoft.jp

2025-08-21T15:15:33+09:002025年8月20日|
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