次は「東京」、ロンドンオリンピックで行われたサイバー攻撃とは

いよいよ2年後の2020年には、東京での夏季オリンピック/パラリンピックが開催されます。

オリンピック/パラリンピックは全世界で話題となり注目されるスポーツイベントの中では、
「チケットの転売」「イベント運営を装った迷惑メール」など、イベントに便乗した各種の犯罪者に利用されることとがあります。

テロリストなどがイベント自体を標的として攻撃を行う場合もあります。

情報通信研究総合研究所のニュースレターによれば、2012年度のロンドンオリンピック中にも様々なサーバー攻撃もしくはそれに類する事案が発生したとのことです。

参考:ロンドン五輪を狙っていたサイバー攻撃

電力システムを狙ったDDoS攻撃

ロンドンオリンピックの公式サイトは400億のPV(ページ閲覧)にも耐えうるよう設計されていました。

開催期間(2週間)のアクセスの中で、実に2億2,100万件のアクセスがサイバー攻撃によるものでした。

また、オリンピック開会式中に、照明システムへのDDoS攻撃が行われました。

これには欧米圏のものと思われる約90のIPアドレスが使用され、およそ1千万件のアクセスが行われました。

照明システムは、問題が発生した場合であっても約30秒間で復旧するよう対策が行われていましたが、
攻撃に成功していた場合は30秒間であっても評判は大きく傷つけられたであろうと思われます。

ハクティビストによるDDoS攻撃

ハクティビストとは、社会的・政治的な主張をするためにサイバー犯罪を行う人たちを言います。

これは、SNSを監視することで事前に攻撃が行われることを予測していたため被害を防ぐことができたとのことです。

攻撃の方法などの詳細は公表されていないため不明ですが、ロンドンオリンピックでは、関係機関が協力し十分に準備することで被害を避けることができました。

2020年の東京オリンピックにおいても、多くのサイバー攻撃が行われると予想されます。
また、テクノロジーの進化に伴い、さらに複雑なサイバー攻撃が発生する可能性も考えられます。

これをブロックするためにはこれまでに発生した事案を精査し、充分なセキュリティ体制を確保する必要があります。

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2018-11-22T18:13:50+00:00