意外と知らない「コンピューターウィルス」の歴史

そもそもコンピューターウィルスとは?

ご存知の通り、コンピューターウィルスとは、コンピューター(パソコン)に侵入し悪影響を及ぼす不正プログラムであり、マルウェアと呼ばれる悪意のあるソフトウェアの一種です。

主にメールやウェブサイトの閲覧、ファイルの実行により感染します。

コンピューターウィルスの危険性

コンピューターウィルスに感染すると、下記のような症状が現れます。

  • パソコンの動作が不安定になる
  • 画面の表示がおかしい、おかしなメッセージが表示される
  • ローカル(パソコンのハードディスク)内に保存しているファイルが開けなくなる、または破壊される

最近では、住所氏名やクレジットカード番号などの個人情報を抜き取られたり、パソコンを利用できなくさせた上で、「利用したければお金を払え」と要求するような凶悪なものも増えてきています。

コンピューターウィルスの歴史

世界で初めてのコンピューターウィルスについては諸説ありますが、1982年にアメリカの高校生によって作られた「Elk Cloner(エルク・クローナ)」や、1986年にパキスタンの兄弟が開発した「Brain(ブレイン)」などが有名です。

一方、1970年代には「Creeper(クリーパー)」と呼ばれるワーム(自己感染力を持つマルウェア)も確認されていたようです。

しかし当時のコンピューターウィルスは、現代のウィルスような悪意を持ったものではありませんでした。
「Elk Cloner」は、当時高校生だったRichard Skrentaが、友人をからかう目的で作成したもので、AppleⅡ(Apple社が1977に発表したコンピューター)のみに感染し、メッセージを表示させるだけのものでした。

「Brain」は、元々パキスタンのプログラマー兄弟が、自社ソフトの不正コピーを防ぐために開発をしたものでしたが、感染したパソコンに自社の宣伝メッセージを表示させ、そのパソコンに入れたフロッピーディスクをウィルス感染させるものでした。「Brain」は当時過去最高規模である10万件以上の感染報告があり、これに続くように新手のコンピューターウィルスが次々と登場し、その後のコンピューター文化に多大な影響を与えました。

コンピューターウィルスの進化と脅威

「Brain」の登場後、様々な脅威をもたらすウィルスが登場します。

1980年~1990年頃では、まだインターネットが今ほど一般に普及していなかったため、主に外部記憶媒体(フロッピーディスクなど)を媒介として感染するウィルスが主流でした。

その後、1990年以降になると、インターネットの利用が一般に広まりメールの利用が増えるのに伴い、メールの添付ファイルを開くことによって感染しアドレス帳に登録されているメールアドレスへ同様のメールが次々と送られ、被害が拡大するウィルスが登場します。

しかし、いずれのウィルスも愉快犯的な発想で開発されたものばかりで、感染によって個人情報の流出、悪用による被害はありませんでした。

現代では、上記のようなパソコンの不具合だけでなく、リンクをクリックするだけでクレジットカードの情報が送信されたり、不具合の解消するために金銭を要求するランサムウェアなど、経済的被害を伴う犯罪的なウィルスが主流となっています。

最近では、企業の基幹システムをダウンさせたり、仮想通貨の流出などを起こすために情報や資産を抜き取るフィッシングサイトも登場し、各社では対策に追われています。

参考URL:
https://support.kingsoft.jp/kis/information/20170513.html
https://www.kingsoft.jp/kingsoft-internet-security/anti-phishingwebsite.html

コンピューターウィルスに感染しないために

このように、現代のコンピューターウィルスは様々な悪意ある被害をもたらすものが次々と登場しており、企業も個人もウィルス対策は必須の時代となりました。特に個人の場合、自分自身でパソコンの設定やソフトウェアの導入、更新をこまめに行うなど、常に意識しておかなければ簡単に抜け道を作ってしまう可能性があります。

最低限気を付けておきたいこととしては、

  • パソコンのOSは常に最新にしておく
    (Windowsをお使いの方は、基本的に毎週水曜日にOSのアップデートが行われており、パソコンの電源を落とす際に必ずアップデートを確認するようにしましょう)
  • おかしいな?や、心当たりがないな、と思うメールは絶対に開かない
  • パソコンにセキュリティソフト(ウィルス対策ソフト)を導入する

特に最近では、運送会社や通販会社などを装ったウイルスが添付されたメールが増えており、本物との区別が非常に難しい高度な手口も出てきており、自分の身に覚えのないメールをすぐ開かないように心がけたり、メールに添付されたリンクをすぐに開かないなどの注意が必要です。

そしてもしも感染してしまった際、または悪意あるサイトから身を守るためには、セキュリティソフトの有無が非常に重要となってきます。

セキュリティソフトで対策

セキュリティソフトを導入していれば、ウィルス感染による被害を最小限にとどめることが可能になります。

セキュリティソフトには有償と無償のものが販売されていますが、KINGSOFT Internet Securityのように、無償でも広告の表示や自社のwebサイトの利用によって有償と同等の機能が搭載された高性能なセキュリティソフトも販売されています。

このご時世、何も対策せずにインターネットを利用するのは、鍵をかけずに家を出てしまうのと同じくらい無防備なのです。まずはお使いのパソコンへセキュリティソフトを導入し、安全なパソコンライフを送れるよう心がけましょう。

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2018-08-28T18:07:12+00:00