キングソフト株式会社(代表取締役社長:広沢一郎、本社:東京都渋谷区、以下キングソフト)は、スパイウェア対策ソフト「キングソフトアンチスパイ2006+」(きんぐそふと あんちすぱい にせんろくぷらす)を、3月14日から、弊社公式ホームページより無償提供を開始いたします。

スパイウェアとは、パソコン利用者に関する個人情報を気づかれないように収集し、その情報を特定の情報収集者(企業や団体・個人)等に送信するソフトウェアや、インターネットのスタートページを勝手に書き換えたり、ポップアップ広告を無断で表示させるなどのソフトウェアの総称です。*1

「キングソフトアンチスパイ2006+」は、このような悪意から利用者のパソコンの安全を守り、個人情報を保護する、スパイウェア専用のセキュリティ対策ソフトです。 当製品の最大の特長は、"無償"でご利用頂けることです。ウイルスに比べスパイウェアの認知はまだまだ低いのが現状です。キングソフトは、スパイウェアがどういうものなのか、知っていただくことが重要と考え、利用者が"気軽に使うことができる"方法として、「キングソフトアンチスパイ2006+」の無償提供を決定いたしました。

また、当製品は、他社のアンチウイルスソフトとの併用が可能であり、キングソフトにとりましてはこの提供を機会に、利用者のさらなる拡大を狙います。

3月14日より弊社公式ホームページからダウンロードにて提供開始後、ダウンロードサイト窓の杜、ベクターからの提供も順次開始の見通しです。 *1 ここでのスパイウェアの定義は当社によるものです。

「キングソフトアンチスパイ2006+」 提供の背景

現在、スパイウェアによる被害は拡大の一途の傾向にあります。しかしながら、平成17年版総務省情報通信白書によりますと、その対策をしている利用者は全体の約27%にしか過ぎず、それ以外は、スパイウェアは知っているが対策をしていない、またはどのようなものかを知らない利用者で占められています。

この背景には、スパイウェアはウイルスと異なり、表面上で目立った動作をするものが少なく、利用者が気付きにくいことが原因と推察できます。さらに、スパイウェアの存在を知りつつも、何もしないままの利用者も少なからず存在し、昨今スパイウェアに対する認知は高まりつつあるものの、その対策が十分になされているとは言いがたい結果です。利用者の中には、既にアンチウイルスソフトに高額な費用をかけていることから、それ以上の負担をかけたくないという場合もあります。キングソフトは、こうした利用者の潜在的な要望に応えるべく、まずは使っていただくための障壁を軽減することを目的に、無償での提供に至りました。

「キングソフトアンチスパイ2006+」の機能および動作環境

◎主な機能について
1.現在利用中のアンチウイルスソフトとの併用が可能

2.スキャンのカスタマイズが可能
高速、完全およびユーザー定義の3種類のスキャンから選択ができます。スパイウェアとシステムディレクトリ内にスキャンを行います。

3.アプリケーション情報のクリア
"スタートメニューの最近使ったファイル履歴"、Windowsメディアプレーヤーの再生履歴、アドレスバーに入力されたURLリスト、クッキーに保存された情報などを、一度に消去することができます。

4.ファイル完全削除機能の搭載
誰にも見られたくないファイルなど、復元ができない状態まで完全に削除します。

5.スタートアップ項目の設定
起動時のスタートアップアイテムを表示、管理できます。無駄なプログラムの自動起動を解除することにより、Windowsの起動が速くなります。

また、他社のスパイウェア対策ソフトとの機能比較は以下の通りです。

 
URL http://www.kingsoft.jp/
本社 〒150-0044 東京都渋谷区円山町5-18 道玄坂スクエア4F
設立 2005年3月
資本金 1億円
代表者 代表取締役 : 広沢 一郎
提供製品 キングソフトインターネットセキュリティ
キングソフトオフィス